ツナが缶から飛び出して

旅人ワーカーである私が、日々考えること、旅記事なんかをとりあえずさまざまに書いてみます。

贅沢な時間・閑暇について考えてみる

みなさんは暇が好きですか?それとも、忙しく何かをしているのが好きですか?

 

私は前者ですが、ぼーっとしているのが好きなのではなく、「何をしようかなぁ」って考えているような「暇のある」(あるいは「遊びのある」)時間が好きです。

 

現代社会に生きる人々には、暇のない時間が流れています。常にやることに追われていたり、常にTVやネットなどのメディアにさらされていたりと、暇な時間を与えません。

それどころか、なんだか暇を疎外しているような気がするのです。

 

でも、それもそうかと思うわけです。だって、「時は金なり」という観念のもとでこれだけ資本主義社会を発展させてきたのだから。

 

だから、私はむしろ暇こそが最大の贅沢なのではないかと考えています。

私にとって何もすることがない時間は、大げさに言えば資本主義から離れている時間だと感じます。

また、普段は何かの目的のために動いている私たちにとって、「無目的性の贅沢」をも感じることができるのです。

 

こう考えると閑暇は尊く、大切にしたいと思いませんか?

 

ここまでつらつらと書いてきた私がもっとも言いたいことは、旅ならそれが味わえるということです。

忙しく働いている人たちにとって、旅というのは暇を味わえるチャンスだと思っています。先進国でなく、忙しくない国(ミャンマーラオスなど)に足を運ぶと、そこに流れるゆったりした時間に身を任せることができます。そこに「無目的に」いって、存分に何もしない時間を体験するのはとてもおススメです。(無目的を目的としているという矛盾はありますが(笑))

 

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(2017.09ミャンマーバガンにて )